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コトバの旅〜詩人が綴る仙台地図〜 武田こうじ

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 仙台在住の詩人が、仙台の街を実際に歩き、その場所や魅力、感じたことを紹介します。

コトバの旅 番外編

2007年4月23日(月)

今月は番外編ということで、伊坂さんとの対談について書きたいと思う。対談の内容は25日に、このサイトにアップされるのと、同じく25日発売の仙台のタウン誌「S-style」を 見てもらうとして、ここでは僕なりの感想を書きたいと思う。

伊坂さんとは、会うとよく話す。でも、最近はなかなか会えなかった。だから、今回の対談は、楽しみだった。仕事とはいえ、彼に会い、話すことは、僕にとって、とても大切なことだから。

ただ、彼はインタビュー嫌い・対談嫌いで有名だ。いくら僕が友達でも、嫌がられたら、どうしよう…そう思うと、ちょっと緊張した。でも、会ってみると…そんなことはなかった。いつものように、お互いよく話した。多少、進行は意識したが、あくまでお互いのフィーリングを大切にした。もしかしたら、伊坂さんには負担だったかなぁと思いつつも、やはり、僕には必要な時間だったと思う。

詩人というと、単純に「詩を書く人」ということになるのだろうが、実はいろんな仕事がある。もちろん、それは個人差はあるだろうけど、僕に至っては、こうした連載、ラジオの仕事などもある。待っていても、仕事は来ないので、自分で企画や営業に携わることも少なくない。そこには、恐らく仕事をしている誰もが感じる葛藤が、僕にもある。簡単に良いとか、悪いとかの問題ではないのだろう。“生きる”ということと、“生きていく”ということの違いみたいのものだと思う。

伊坂さんとの対談は、彼の小説『アヒルと鴨のコインロッカー』の映画化を記念して行われたものだ。もちろん、その話もたくさんしたが、僕にとっては、詩を書いて、この街で暮らし、彼に出会ったことの大切さを、再確認する時間だった。サイトの方が少々長いのは、そんな話を少しでも感じてもらえたらと思ったからだ。楽しんでもらえたらと思う。

きっと、彼は今日もこの街のどこかで書いていることだろう。僕は今年になってから、ずっと休んでいるので、そろそろ言葉と再会しなくては、と思っている。

【関連情報】

 

プロフィール

武田こうじ氏写真

武田 こうじ
(たけだ こうじ)

詩人。1971年生まれ。仙台を中心に、自費出版詩集の刊行、ポエトリーリーディングライブを展開するほか、詩のワークショップの講師、ラジオのパーソナリティ、雑誌の連載などを勤める。昨年7冊目の詩集『小さな死の集まり』を刊行。近年は、東京、山形、金沢など、仙台以外でもポエトリーリーディングライブを展開している。

■BLOG
 http://blog.livedoor.jp/poetkoji/

■WORKS
 2006年11月6日[月]発売
 詩集“GOOD DIARY BAD DIARY
  10 YEARS 70 POEMS”
 全120頁 限定100冊 ※完売しました。

■RADIO〈仙台ラジオ3〉
 『POETRY CAFE』
  毎週日曜日22:00-23:00

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