日本の国内各都市と結ばれている仙台は、交通アクセスのよさがセールスポイントです。東京から東北新幹線で約100分という便の良さ、様々な交通の起点としての役割を果たしています。旅の出発はここから始まります。

十二世紀のはじめ、奥州藤原氏の初代清衡公が多宝塔や二階大堂など多くの堂塔を造営しました。その趣旨は前九年・後三年の合戦という長い戦乱で亡くなった人々の霊をなぐさめ、仏国土を建設するものでした。十四世紀に惜しくも堂塔の多くは焼失しましたが、いまなお金色堂はじめ三千余点の国宝を伝える平安美術の宝庫です。毛越寺とともに世界文化遺産「平泉」の構成資産となっています。

平安時代後期、奥州藤原氏ニ代基衡公と三代秀衡公が金堂円隆寺、嘉祥寺など壮大な伽藍を造営し、その規模は堂塔四十、僧坊五百を数え、我が国無二の霊地と称されました。当時の伽藍は惜しくも焼失しましたが、現在浄土庭園と平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な状態で保存され、特別史跡・特別名勝の二重の指定を受けています。

岩手県で最初に国の名勝に指定された、全長2キロメートルの渓谷。
高さ50メートルを超える石灰岩の岸壁が連続し、奇岩や滝、鍾乳洞が見られます。侵食された鍾乳石が獅子の鼻に似ていることから猊鼻渓と名付けられました。
船頭が謡う猊鼻追分を堪能しながらの舟下りを楽しめます。

「美女づくりの湯」として多くの方から親しまれている名湯。ナトリウムを多く含み、高血圧症などに良い。浴用で動脈硬化や外傷、慢性関節炎などに良いとされる。

奇岩が折り重なるように続く山腹の杉木立を縫って千百余段の石段を上ると、静寂に満ちた世界に誘われます。石段の途中には岩塔婆や石仏が、また百丈岩の岩上には納経堂、開山堂があり、特に舞台造りの五大堂からの眺めは絶景です。俳人松尾芭蕉も山寺を訪れ、有名な「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」の句を詠んでいます。

仙台のまちを育んできた広瀬川。ニッカウヰスキー仙台工場は、この川の上流─清流が流れ冷涼な空気の満ちた場所にあります。工場内の見学は随時受付。希望者の人数がまとまると、ウイスキーづくりの説明が始まります。見学は60分。

日本三御湯のひとつと称された秋保温泉。伊達政宗も秋保の地を度々おとずれ、その疲れを癒した記録も残っており、雄大な自然と湯を兼ね備えた秋保温泉は、古くから保養の地として人々に親しまれてきた歴史を持つ。日帰り入浴も多くの施設で実施。

天長五年、慈覚大師円仁により天台宗延福寺として創建されたのが始まりです。鎌倉時代中期に法身禅師を開山とし臨済宗円福寺となりました。戦国末期、妙心寺派に転じ、慶長十四年、瑞巌寺は政宗公による五年をかけた造営で現在の堂宇が完成。 豪壮絢爛な用材、彫刻、そして障壁画の華麗さが桃山美術の粋として国宝二件、国重文三件指定。臨済禅最北の禅道場です。

最後に駅に着いたら、駅前には充実した飲食店や、ショッピング施設がありますので、立ち寄って仙台名物の「牛たん」や「笹かま」など味わってみましょう。

ページの先頭へ戻る