特集
Feature自然豊かでおいしいものの宝庫 “仙台・宮城” 。せっかくだったら自分で作って美味しい体験を楽しみましょう!プレミアムな食文化をご紹介します。
宮城県民のソウルフードとも言えるずんだ餅は、ずんだシェイクやずんだロールなどに姿を変え、少しずつ全国的に知られる存在になってきました。そこで、改めてずんだ餅の魅力や奥深さを知ってもらいたいと、ずんだ餅作り体験を企画したのが、仙台のなでしこcaféさん。餅つき名人の津田さんは、「まずは楽しんでいただきたいです。同じ材料、同じ作り方でも、豆の潰し方やスピードで食感や味わいが変わってきますので、ぜひ一緒に体験された方と比べてみて、ご自分オリジナルのずんだ餅を楽しんでいただければと思います。」と話されていました。また、ずんだ餅を作りながら、諸説あるずんだ餅の由来や仙台の観光名所などについてもお話ししていただけるそうです。お腹も頭も栄養いっぱい。まさにプレミアムな食体験です。
さぁ、ずんだ作り開始。枝豆のこうばしい香りが広がります。
甘さは自分好みに、豆の潰し方で食感が変わります。
出来立てのずんだを、つやつやのお餅にからめる。
6人以上の団体は、オプションで餅つき体験もできます。
なでしこcaféでは、野菜をたっぷり使った旬のご飯、美味しい和スイーツ、コーヒーが楽しめる他、季節の雑貨品も各種取り揃えています。
地域の台所&リビングのような居心地のいいカフェを目指しています。ずんだ餅作りのほか、季節に応じて様々なものづくりワークショップも開催しております。お気軽にお立ち寄りください。
安全な食材を使った、お菓子やパン作りを体験できる和菓子教室anには、子供たちの笑顔が溢れていました。練り切りで、恐竜など思い思いの形をした和菓子を作ったり、発酵するパン生地に目を輝かせたり、とても楽しそうでした。そして、その子供の姿を見るお母さんたちにも笑顔が溢れていました。教室を開く湯浅よし子さんは、日本に8人しかいない雑穀クリエイターの資格を持ち、さまざまな食の問題を持つ子供たちに安全で美味しい食を届ける活動をしています。以前は、主にカルチャークラブなどで食についての発信を行っていましたが、ある日、このような料理教室には、肝心の子供たちが訪れにくいことに気が付いたそうです。そこで、親と子が一緒に、安心で美味しい食を学べる場を提供しようと、自宅に和菓子教室anを開きました。湯浅さんは、和菓子やパンの他にも、季節の野菜と雑穀をコラボした料理など、さまざまな食を紹介してくれます。食欲の秋、親子で美味しく安全な料理を学んでみませんか? 互いに笑顔を向け合う時間は、とてもプレミアムです。
一心にお菓子を作る子供たち。
恐竜できました。
パンの発酵に皆んなびっくり
子供たち作、恐竜の和菓子にチーズパン
仙台市在住。日本に8人しかいない雑穀クリエイターの一人。和菓子講師、雑穀フード講師、雑穀味噌講師、企業の商品開発アドバイザー。雑穀スイーツ本などを出版。自宅での体験レッスンや出張レッスン、仙台青葉カルチャーセンターでの定期講座を担当しています。
農家食堂 神明そばは、自家栽培をした、地元名取産の「常陸秋そば」を自前で製粉し、その日に挽いた蕎麦粉のみを使い、打ち立てを提供すると言う、こだわりを尽くした蕎麦の店です。その神明そばが行う蕎麦打ち体験は、蕎麦への愛情に溢れるもので、料理長の三橋さんは、「人は、千差万別です。女性もいれば男性もいる、若者もいれば老人もいます。良い蕎麦を使い、その人の個性に合った方法で蕎麦を打てば、必ず美味しいそばが打てると私は思います。けして、力や技ばかりではありません。」と話されます。その言葉通り、蕎麦打ちの工程は、指先や手のひらを繊細に使いながら進められ、打つ人の個性や感覚が映しこまれて行くようでした。体験後、三橋さんの打った蕎麦を食べさせていただきましたが、深い甘みと、つるりとした触感の、とても美味しい蕎麦でした。しかし、同じように打っても、違う職人さんが打てば味は変わってしまうそうです。私の打った蕎麦は香り豊かでモチモチとした食感の美味しい蕎麦でした。まさに自分だけの味を作れる、プレミアムな蕎麦打ち体験でした。
蕎麦打ち道場は清潔で広々
蕎麦を混ぜるのは指先で優しく、精神を統一して。
切る時は、グッと腰を入れて。
ハイ、蕎麦の打ちあがり。
自家栽培した「常陸秋そば」を自前で製粉し、その日に挽いたソバ粉のみを使い打ち立てをお出ししております。また、当店で使用する野菜等の食材も自社で栽培したものと、地元農家から仕入れしたものが中心となっています。毎週火曜日には、そば打ち体験教室を開催しております。
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