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仙台旅先体験コレクション 人気プログラムご紹介!~冬編~

更新日 / 2023-1-13

仙台旅先体験コレクション 人気プログラムのご紹介!~冬編~

2023年がスタートし、いよいよ寒さも厳しくなってきましたね。そこで今回の特集は、体験プログラム専用ウェブサイト「仙台旅先体験コレクション」の中から体も、心も、感性も温まる、新しい年のスタート、そして冬にオススメの4つの体験プログラムをご紹介します!

冬こそアート!玉虫塗オリジナルポストカード蒔絵体験

「玉虫塗」は、艶やかに照り返す発色と光沢が特徴の宮城県指定伝統工芸品です。その「玉虫塗」を、より身近に体験し使っていただくために企画されたのが「玉虫塗オリジナルポストカード蒔絵体験」です。普段は職人さんたちが行っている塗料を使った蒔絵の工程を、ハンコなどを使って簡単に体験できるのが特徴で、小学生などのお子さんでも気軽に参加することができます。しかも、必要な道具は全て揃っているため、手ぶらで参加できます。先ずは塗料の合成漆を練り上げます(合成漆なのでかぶれることはほとんどありません)。ある程度の粘度になったら、ハンコにつけてポストカードにぺったん!失敗しても何度でもやり直せるので安心です。塗料を付けたら、その上に真綿で金や銀などの色粉をまきます。そして、乾燥すれば出来上がり。ポストカードはその日に持ち帰れます。穏やかな時間の中で、伝統工芸を体験するアートな時間は、貴方の感性を温めてくれるはずです。

ハンコの種類は、干支や文字スタンプなど様々。そのチョイスに個性が表れます。

塗料の上に真綿で色粉をまく、職人さんになった気分です。

ポストカードと、デザイン、色粉の組み合わせで、それぞれ印象が変わります。

オリジナルポストカードの他にも、オリジナルグラスが作れる「玉虫塗名入蒔絵体験」などのプログラムもあります。

佐浦みどり さん

東北工芸製作所

東北工芸製作所では、贈答品や記念品、献上品など、仙台を代表する伝統工芸品を作りながらも、さまざまな場所、シーンでより気軽にご使用いただけるようなステーショナリーからテーブルウェアまで幅広いカテゴリーの商品を製作しています。宮城県指定伝統的工芸品「玉虫塗」を身近に、より使っていただくための体験メニューです。

日本酒の世界を体感。酒蔵見学&オリジナルラベル作り

仙台市中心部唯一の酒蔵で、創業173年の歴史を誇る森民酒造本家は、「日本一身近な酒蔵」をコンセプトに営業されており、普段は見られない酒蔵内部の見学や、購入したお酒のオリジナルラベルの制作が可能です。また、麹造りの技を活かした「甘酒」を提供するカフェ「森民茶房」も併設されており、未成年者やお子様でも楽しめる場所になっています。先ずはラベル作り。メッセージや絵などデザインは自由です。作画が済んだらスタッフの方がデザインをラベルに仕上げてくれます。そして、車を運転されない方は、ラベルを貼るお酒を試飲することができます。純米酒や吟醸酒、甘口や辛口、そして度数の違いなど、森民酒造が作るお酒を解説付きで試飲して、お気に入りの一本を選べます。もう、この時点で、ほろ酔い気分。体はポカポカです。そして、ラベルが出来る間に酒蔵を見学。歴史ある蔵で続けられる手作りの日本酒造りを見学することが出来ます。見学が終わり、カフェに戻れば、世界に唯一のオリジナルラベルを貼った日本酒が、貴方を待っています。

購入したお酒に貼るオリジナルラベルが作れます。

メッセージや絵、もしくは手持ちのデータなどで、ラベルを作成してもらえます。

ラベルが完成するまでの間、酒蔵見学。仕込みの時期には、蒸す過程や、タンクの中の醪なども見ることができます。

お気に入りのお酒にオリジナルラベル。貴方だけの一本です!

鈴木 明さんの写真

山口 聖達さん

森民酒造本家

酒蔵見学では、普段見られない酒蔵の内部を日本酒の製造工程に沿ってご案内します。ラベル作りでは、森民酒造自慢の日本酒にオリジナルのラベルを貼ってお持ち帰りできます。また、2022年6月から、酒蔵隣接に甘酒カフェ『森民茶房』をオープン。体験後に甘酒や甘酒入りのケーキは如何でしょうか?

大満足、完熟いちご狩り!

鈴木 明さんの写真

2021年にオープンした、「JRフルーツパーク仙台あらはま」は、ブルーベリー、いちご、ナシ、イチジク、ブドウ、リンゴなど、1年を通して8品目150品種以上の果実の摘み取り体験ができる体験型観光農園です。1万4000株を有するいちごハウスは特に人気で、これからの時期、にこにこベリー、もういっこ、あまえくぼ、紅ほっぺ、おいCベリー、ベリーポップすずの6品種の中から、その日一番おいしい4品種のいちご狩りが楽しめます。ハウスの中に入れば、そこは春。光が降り注ぐ別世界です。いちご狩りは、その日一番熟して美味しいいちごがあるラインにスタッフさんが案内してくれるので、どのいちごを摘んでも甘くてフレッシュ。この農園で採れた果物や野菜は、併設されている「あらはまマルシェ」でも購入でき、こちらも完熟したものを収穫しているので、どれを買っても美味しいものばかりです。冬の休日、ご家族やご友人と、美味しいいちごを楽しみに出掛けてみませんか?
車、公共交通機関どちらでも、仙台駅周辺から40分弱で訪れることができます。

冬でも、ハウスの中は春。いちごの白い花と、完熟した赤い実がいっぱい!

美味しくて、新鮮ないちごが食べ放題!

美味しさもいろいろ、4品種のいちごを食べ比べできます。

完熟いちごは、パークに併設される「あらはまマルシェ」で購入でき、お家でも楽しめます。お土産にもgood!

鈴木 明さんの写真

高橋 舜さん

JRフルーツパーク仙台あらはま

一年を通して多数の果物の摘み取り体験を行っています。園内ではホテルメトロポリタン仙台のシェフがプロデュースし、農園と地域の旬の食材をメインとした料理やデザート、ドリンクを提供するレストランと、周辺の農業事業者の生産する野菜や当園の果物、米や味噌等を販売する直売所も運営しております。皆様のご来園を心よりお待ちしております。

荒浜の歴史、そして震災復興の今を見る…「震災遺構仙台市立荒浜小学校」

鈴木 明さんの写真

仙台市の東部沿岸に位置し、かつては海沿いの集落に約800世帯が暮らしていた荒浜地区に、「震災遺構仙台市立荒浜小学校」があります。2011年、東日本大震災の大津波により大きな被害を受け、かつての町並みは失われてしまいました。災害時、多くの人が避難した荒浜小学校は、震災遺構としてこの地に残され、震災の記憶と復興の思いを未来に伝えています。津波の爪痕を残した校舎では、地震発生から避難、津波、救助までの経過を写真や映像で振り返るとともに、災害への備えを学ぶことが出来ます。また、ジオラマなどを使って、震災前の荒浜地区の歴史や文化、荒浜小学校の思い出なども紹介しており、地域の記憶を継承する役割も同時に担っています。地元の方の交流の場としても活用できるスペースもあり、毎年県内外から多くの人々がこの施設を訪れ、来場者は既に40万人を超えています。
前項でご紹介した「JRフルーツパーク仙台あらはま」も、仙台市の復興計画から整備された施設です。震災の被害と、その被害からの復興という仙台・荒浜の二つの姿を体験することで、私たちの復興への思いも新たなものになるはずです。

震災遺構として、耐震・改修工事が施され、2017年から一般公開されています。

校舎の被害状況や、震災直後の様子を伝える写真や映像で、災害への備えを学ぶ事ができます。

震災前の風景をジオラマで再現し、地区の歴史・文化、小学校の思い出などを振り返る資料も展示しています。

東日本大震災で2階まで津波が押し寄せた荒浜小学校。ここに、児童や教職員、住民ら320人が避難し、救助を待ちました。

鈴木 明さんの写真

田中 智洋さん

震災遺構仙台市立荒浜小学校

2011年3月11日に発生した東日本大震災により被災した校舎を、震災遺構として整備した施設です。震災遺構のうち常時内部まで公開している学校施設としては最初の遺構となります。校舎の被災状況や発災直後の証言を元にした17分映像等により津波の脅威を実感することができます。防災・減災意識を高めるための場としてお立ち寄りいただければと思います。

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