モデルコース

Modelcourse

伊達な歴史の新体験|戊辰戦争150年コース

01

仙台駅せんだいえき

日本の国内各都市と結ばれている仙台は、交通アクセスのよさがセールスポイントです。東京から東北新幹線で約100分という便の良さ、様々な交通の起点としての役割を果たしています。旅の出発はここから始まります。

02

瑞鳳殿ずいほうでん

杉木立に覆われた境内に仙台藩祖伊達政宗公の御廟瑞鳳殿、二代忠宗公の感仙殿、三代綱宗公の善応殿があります。資料館には歴史文化の関係資料等が展示されています。
瑞鳳殿は、政宗公の威風を伝える御廟で、桃山様式の豪華絢爛たる廟建築に圧倒されます。

「弔魂碑」(ちょうこんひ)

弔魂碑は、慶応4年/明治元年(1868)の戊辰戦争、明治2年(1869)の函館戦争における仙台藩士及び旧幕臣・米沢藩の仙台応援隊士らを含む殉難者1,260名及び民間で犠牲となった多くの方の霊を弔うために、伊達家(14代当主伊達宗基)と旧仙台藩士が出資し、明治10年(1877)に鋳鉄製で建立されました。
弔魂碑正面の台座には、「この戊辰戦争で仙台藩のために戦死した一千人余の当地士民の霊魂を慰める為に、伊達宗基旧藩知事により政宗公の御廟のそばに本碑を建てた」と記載されています。

03

仙台市博物館(休館中)せんだいしはくぶつかん

※大規模改修工事のため令和6年4月まで休館中です。
仙台城三の丸跡に建つ仙台市博物館は、仙台伊達家からの寄贈文化財をはじめとする約98,000点の資料を収蔵し、仙台藩の歴史や文化を紹介しています。常設展のうち幕末~明治時代の仙台を紹介するコーナーでは、戊辰戦争や明治維新等に関する資料を展示しており、当時の仙台藩の動きを知ることができます。(※展示内容は季節ごとに変わります)

04

仙台城跡せんだいじょうあと

伊達62万石の居城、仙台城(青葉城)。標高約130m、東と南を断崖が固める天然の要害に築かれた城は、将軍家康の警戒を避けるために、あえて天守閣は設けなかったといわれています。残念ながら今では城は消失し、石垣と再建された脇櫓が往時をしのばせます。政宗公騎馬像の前に立てば、天下取りの野望に燃えた政宗公と同じ視線で、市街を展望できます。
青葉城資料展示館では、コンピューターグラフィックスによる青葉城復元映像などが見られます。周囲には仙台ゆかりの土井晩翠の文学碑も。 平成15年夏、国の史跡指定を受けました。
城跡一帯は青葉山公園となっており、本丸跡からは仙台市内、太平洋を一望できます。
土井晩翠銅像前では「荒城の月」の自動演奏が9:00から18:00までの30分ごとに流れます。
日没~23時まで石垣と伊達政宗公騎馬像がライトアップされ、100万都市仙台の夜景を楽しむことができます。

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大崎八幡宮おおさきはちまんぐう

青葉区八幡に所在する大崎(おおさき)八幡宮は、米沢西郊の成島(なるしま)八幡に起源を持つ伊達氏8代宗遠(むねとう)以来の伊達家の守護神で、大崎地方の岩手沢(いわてさわ)(岩出山(いわでやま))から遷宮されたものです。

境内には国宝に指定された社殿(しゃでん)、国の重要文化財に指定された長床(ながとこ)、宮城県の有形文化財に指定された石鳥居(いしとりい)があります。

社殿は慶長12(1607)年に伊達政宗公により造営された権現造(ごんげんづくり)です。5間×3間の本殿(ほんでん)と7間×3間の拝殿(はいでん)を5間×2間の石の間(いしのま)でつないでいます。漆塗、彫刻、金具に飾られ、絢爛(けんらん)たる雰囲気を表わす桃山様式の建物です。棟札(むなふだ)1枚も国宝(附指定)に指定されており、当代一流の名匠が近畿地方から招かれ建築されたことが分かります。

長床(ながとこ)は入母屋造(いりもやづくり)・杮葺(こけらぶき)の質素な素木造(しらきづくり)の別名割拝殿(わりはいでん)と呼ばれる9間×3間の細長い建物です。建てられたのは社殿よりも遅れて寛文年間(1660年代)とみられますが、境内の一環をなす重要な建築物です。豪華で壮麗な社殿とは対照的で、9月14日の例祭では神楽(宮城県指定無形民俗文化財)が奉納されます。

また国登録文化財としては社務所・旧宮司宿舎・神馬舎(しんめしゃ)の3件が、仙台市登録有形文化財としては石段があります。

毎年1月14日から15日未明にかけて行われる伝統の正月行事「どんと祭(さい)」は、仙台市の無形民俗文化財「大崎八幡宮の松焚祭(まつたきまつり)(どんと祭)」として指定されており、多くの市民や商店がここで正月の松飾りや注連縄(しめなわ)などを焚き上げるほか、無病息災を祈願した裸参りも有名です。また戌亥(いぬい)歳の守本尊(まもりほんぞん)としても知られています。

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仙台駅せんだいえき

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