東北の玄関口・仙台と、蔵王連峰を挟んで隣り合う山形。実はこの「仙山(せんざん)エリア」は、全国的に見てもラーメンへの熱量が際立つ地域です。総務省の家計調査によると、中華そば(ラーメン)の1世帯あたり消費額で、山形市は3年連続日本一を達成。一方の仙台市も全国3位と、常に上位に名を連ねています。
“ラーメン王国”の座を盤石に守り続ける山形と、さらなる高みを目指し上位進出を狙う仙台。1位と3位がしのぎを削るこの仙山エリアには、地域に根づいた味わいから、店主の情熱と個性が詰まった一杯まで、多彩なラーメン文化が広がっています。
今回は、そんな仙山エリアから、今こそ味わってほしい注目のラーメンを厳選してご紹介。“仙山地域”ならではの奥深いラーメンの世界を、ぜひ食べ比べてみてください。
- 仙台 -
せんだいタウン情報S-style「ラーメン総選挙2024」ランクイン店の中から3店をピックアップ
中華そば みずさわ屋(仙台)
黄金色のスープと細麺 昔ながらのもっきり中華そば
看板メニューは昔ながらの「中華そば」。溢れんばかりになみなみと注がれたスープは、鶏ガラと豚ガラ、煮干をたっぷりと煮出し、薄口醤油のタレを加えて仕立てたコクのある味わい。ダシの甘みをたたえながらも、後味はあっさりとしている。少し硬めに茹で、コシの強さを引き立たせた自家製の細ストレート麺との相性抜群。仙台における「煮干しラーメン」のパイオニア的存在として絶大な人気を誇る。
「煮卵入り中華そば」(税込902円)※大盛り+165円
3月末までの冬季限定「自家製キムチ炒飯」も人気メニュー
20年以上変わらぬ味を守り続け多くのファンを虜に
中華そば みずさわ屋
住所:仙台市青葉区栗生5-22-3
電話:022-392-5572
営業時間:11:33 03秒~15:33 33秒、17:03 13秒~21:03 33秒、土・日曜、祝日11:33~21:03※スープなくなり次第終了
定休日:月曜日、ほか臨時休業あり
駐車場:なし
らーめん堂 仙台っ子(仙台)
濃厚&クリーミーな豚骨醤油 汁完必至の1杯は必食
仙台に「豚骨醤油」を根付かせた立役者として、地元民の胃袋を支え続ける『仙台っ子』。店名を冠した「仙台っ子らーめん」は、豚骨、鶏ガラ、香味野菜の旨みを凝縮したクリーミーなスープがやみつき必至のおいしさ。「店主と地域の個性を大切にしたい」という創業者の考えから、店舗ごとに趣向を凝らしたスープの味を提供。宮城県内に13店舗ある各店のラーメンを食べ比べてお気に入りの店舗を見つけよう。
「仙台っ子らーめん」(税込870円)※大盛+110円
「ねぎらーめん」は特製タレのピリ辛がアクセント
豚骨、鶏ガラ、香味野菜をじっくり煮込んでできる濃厚スープ
らーめん堂 仙台っ子 仙台駅前店
住所:仙台市青葉区中央1-8-38 AKビル1F
電話:022-221-7786
営業時間:11:00~翌2:00
駐車場:なし
定休日:無休
麺屋くまがい(仙台)
こってりポタージュ 100%鶏ダシの濃厚鶏白湯
宮城県内において、濃厚な鶏そばで一世を風靡した「くまがい」。鶏の旨みを全面に押し出した味わいは、たっぷりの丸鶏とガラを6時間以上煮込んだ賜物だ。スープの旨みを余すところなく口の中に運んでくれる自家製麺の細ストレート麺は、茹で伸びしないように卵白を加えるなど、ダシやスープ同様、作り手のこだわりが宿る。鶏むね肉を低温調理で仕上げた「しっ鶏(とり)チャーシュー」、豚バラチャーシューとの相性も抜群。
「特製濃厚塩鶏そば」(税込1,100円)※2026年より1,150円。トッピングのつくねがポイント
「特製つけ麺(節)」(税込1,200円)※2026年より1,250円は年齢問わず人気のメニュー
鶏や香味野菜を強火で6時間炊いた後ミキサーで濾し旨味を余さずスープに
麺屋 くまがい
住所:仙台市宮城野区鶴ヶ谷1-8-16
電話:022-349-4191
営業時間:11:00〜14:30、18:00〜21:00※スープなくなり次第終了
駐車場:有(16台)
定休日:無休
- 山形 -
ラーメン好きスタッフが“観光で訪れる人にもおすすめしやすい”エリアから3店をピックアップ
麺辰(山形)
山形を代表する名店。 店主の熱い想いのこもった最高の一杯
山形を代表する人気店。看板メニュー「特製鶏中華」はほんのり甘く、和の味わい。4種の節類を入れて炊き、3週間寝かせたかえし、国内産の鶏肉を煮込んでつくったスープを合わせて味付けしています。自家製麺は4種類の小麦粉をブレンド。加水率が高めの、もっちりとコシのある平打ち縮れ麺で、具材もホロホロと崩れるやわらかさの鶏チャーシュー、鶏そぼろ、山盛りのネギなど盛りだくさんの逸品です。
「特製鶏中華」(税込968円)店主・鈴木さんの思いをのせたラーメンです
おひとり様はもちろんファミリー利用にもお勧めの店内
「麺辰」さんのラーメンを食べるためだけに来県する方も多い
麺辰
住所:山形県山形市中桜田2-5-5
電話:023-666-8570
営業時間:平日11:00〜14:30、17:00〜スープがなくなり次第終了、
土・日曜、祝日11:00〜スープがなくなり次第終了
休業日:火曜日
駐車場:有
二代目高橋商店(山形)
連日大行列が絶えない超人気店。人気の理由は、とにかくシンプルであること。それなのに深いコクがあり、パンチが効いた逸品です。年間数トン使用する煮干しの一番ダシのいいところのみを使用したスープは、化学調味料一切なし。噛むほどに旨みが口に広がる極太麺、自家製タレで煮込んだ巨大チャーシューとの絡みも絶妙です。
ファミリーでも利用しやすい座敷完備もうれしいですね!
高橋商店の代名詞「中華そば」(税込780円)(大盛り同料金)
「もっと食べたい!!」そんなお客様のご要望に応え、細替玉が◎
2025年冬に新登場の「味噌ラーメン」もぜひ!
二代目高橋商店
住所:山形県東根市中央2-11-7 エコープラザ112
電話:0237-42-7115
営業時間:10:00〜17:00(スープがなくなり次第終了)
休業日:火曜日
駐車場:有
大沼食堂(山形)
「西の四天王」昭和の醤油ラーメン令和の今もここに有り!
1970(昭和45)年創業、山形のラーメン界を長年支え、盛り上げてきた老舗。メニューは鶏ガラベースのあっさりした醤油味の「中華そば」「みそラーメン」、そして5年前の店舗リニューアル時に復活させた「もやしラーメン」のみ。シンプルで飽きのこない味は、地元のみなさんに愛されており、男性客のほとんどが大盛をオーダー。山形市のラーメン四天王のひとつといわれ、週末には県外ナンバーの車が多数。県内を問わず評価の高いお店です。
毎日でも食べたいラーメンとはこのこと「中華そば」(税込650円)
店内もどこか懐かしさのある趣。これがまた、“大沼食堂愛”を盛り上げます!
歴史だけではない、日々進化する老舗の味をぜひ!
大沼食堂
住所:山形県山形市西原1-11-12
電話:023-645-2455
営業時間:11:00~14:00
休業日:金曜日
駐車場:有(5台)