特集
Feature街が新緑につつまれ、仙台がもっとも美しい“杜の都”になる5月、「仙台・青葉まつり」が開催されます。
華やかな仙台すずめ踊りと提灯の灯りが幻想的な「宵まつり」、絢爛豪華な時代絵巻が繰り広げられる「本まつり」など、2日間のまつりは見どころ満載!
今年は40回目の開催となる記念の年。ぜひこの機会に仙台旅行をお楽しみください!
伊達政宗公没後350年を迎えた昭和60年(1985年)に、華やかで盛大な仙台の祭りの伝統を“市民がつくる市民のまつり”として復活した「仙台・青葉まつり」。
現在では杜の都・仙台の初夏を彩り、仙台三大まつりの一つとして、仙台市民はもとより国内外の多くの方々に愛される伝統あるまつりとして定着しています。
仙台すずめ踊りは、慶長8年(1603)、仙台城移徒式(わたまししき=新築移転の儀式)を終えた宴席で、泉州・堺(現在の大阪府堺市)から移り住んだ石工たちが、伊達政宗公の前で即興で披露した踊りにはじまるといわれています。
小気味よいテンポ、躍動感あふれる身振りや手振り、跳ね踊る姿が、雀の姿に似ていることや、伊達家の家紋が「竹に雀」であったことから「すずめ踊り」と呼ばれるようになり、長く親しまれてきました。
土曜日の「宵まつり」と日曜日の「本まつり」で、杜の都を代表するケヤキ並木の定禅寺通をはじめ、商店街などで仙台すずめ踊りが披露されます。また、市民広場のステージでも活気あふれる演舞をお楽しみください。
「時代絵巻巡行」は、仙台・青葉まつり最大の見どころです!伊達政宗公を祀る青葉神社の神輿渡御や、騎乗の政宗公率いる甲冑姿の武者隊、鉄砲隊など戦国絵巻を再現した政宗公本陣の行列、煌びやかな平安衣装をまとった稚児行列などが街を練り歩き、豪華絢爛な10基の仙台山鉾が巡行します。ラストは仙台すずめ踊りの大流しが繰り広げられ、悠久の城下町・仙台を再現します。
日曜日に開催される「本まつり」のメインプログラムで、東二番丁通〜定禅寺通などを練り歩きます。
仙台・青葉まつりをゆっくりじっくり観覧できる、有料桟敷席をご利用ください。
まつりのメイン会場である定禅寺通に桟敷席を設置します。
迫力ある山鉾巡行や活気あふれる仙台すずめ踊りを特等席で楽しめるほか、「総踊り」にも参加可能!
40回目の開催となる記念の年ならではの、特別な催しをお楽しみください。
徳島市からは昨年に続き、阿波おどり選抜チームが踊りを披露します。
また、宇和島市からは国指定有形民俗文化財である「牛鬼」※が、時代絵巻巡行に参加します。
※毎年7月22~24日に開催される「和霊大祭・うわじま牛鬼まつり」の山車で、5~6mの胴体に長い首と鬼面の頭を持ち、全身棕櫚又は赤布で覆われています。
伊達家の女性をテーマにしたセミナーを開催します。
『まつりDE学び座「伊達家の女性たち~政宗と義姫・愛姫・五郎八姫」』
日時:5月18日(土)13:00~14:00(入場無料 先着100名)
場所:せんだいメディアテーク
講師:仙台市博物館元館長 佐藤憲一氏
日時:4月16日(火)~5月15日(水)
場所:青葉通地下道ギャラリー(青葉通と東二番丁交差点の地下)
内容:歴代ポスターや写真コンクール最優秀作品、紹介パネル等を展示、仙台・青葉まつり40年の歴史を振り返ります。
仙台・青葉まつりを楽しみながら、仙台が誇るグルメの数々もぜひ味わってみて!
仙台名物として知られる「牛たん」は仙台が発祥の地です。市内には100以上の専門店があると言われています。「牛たん」の定番は、麦飯・テールスープ・青唐辛子の味噌漬けとセットになった牛たん定食。炭火の上でさっと焼き上げた「牛たん」はジューシーな肉汁と心地良い歯ごたえが楽しめます。
夏の定番料理「冷やし中華」は昭和12年、仙台で誕生しました。具を細切りにして麺に合わせて食べやすく工夫したり、彩り豊かな見た目にしたり、時代とともにカタチを変えながら、進化してきました。
仙台藩でもお盆独特の郷土料理として親しまれていたと言われる「ずんだ餅」は、枝豆を茹で、薄皮をむいて潰し砂糖を混ぜたものを餅にまぶして作られます。豆の風味が広がる素材を生かした味わいは多くの方に愛され続けています。
ほかにも魅惑の仙台グルメがたくさん!
メイン会場周辺から車で約30分!おまつりの後は、仙台にある2つの温泉で癒されませんか?
条件や場所から、宿泊プランで検索出来ます